2020年01月17日

3Dプリンタ その4

出力した3D印刷物は完全には硬化していない仮硬化?なので、紫外線を浴びせて本硬化させる必要が
ある。実際、出力直後の品物表面はちょっと擦っただけで荒れてしまうくらいヤワい。なので日光浴さ
せるか UV ライトを使う。日光浴であればお金がかからないが、廃棄物の処理とか他の用途もあるので
UV ライトを購入。なるべくW数が大きくて高さのあるモデル、で選んだのがコレ。


こいつはサクラチェッカーだと 99% サクラだと判定されるんだよな…。しかし、条件を満たす製品は
どれも中華製で、というかお手頃価格のネイルドライヤーはほぼ全て中華製なのだけれども 90% 以上
サクラの判定が下る物ばかり。迷っていても埒が明かないのでダメ元でポチった。
 
取り敢えず手元の UV レジンが固まるか実験。前回出力した半球オブジェにレジンを注ぎ 30秒、60秒、
120秒で検証。写真の状態で1回、裏返してもう1回、それぞれ2回ずつ照射した後レザーソーで切断。


先ずは片面30秒から。


注いだレジンで最も厚い部分は約 5mm なのだが、厚さ 1mm の半球が底になっている部分は紫外線
の透過率が下がるせいか硬化が不十分。半球オブに妨げられない反対側は厚さ約 1mm 強ほど硬化し
ている。

次は片面60秒。


全て硬化している。

最後に120秒。


片面30秒よりも多少硬化している部分が多いか? 本機の120秒モードは出力が他のモードの半分に
なるらしいが、半分の60秒モード相当にはならず。

とりあえず、NOVA3D 純正 405nm UV硬化レジンを硬化させる能力は有る事が判って一安心。
一つ気になったのは、30秒と60秒では品物がホカホカに温まる事。硬化時にレジンが発熱したのか、
本機の血行促進機能で暖められたのかは不明。120秒だとほんのり温い程度なのだが、単に出力が低い
せいだけなのかもしれず。樹脂に熱をかけたくないなら、120秒を数回繰り返すのが無難かもしれない。

あと、照射が始まると表面が一瞬で固まって、同時にその下で気泡が発生してみるみる大きくなった。
全てのモードで同様に起きたので、今回のように中空パーツに後からレジンを充填して UV 当ててムク
のパーツする、みたいな用途は現状では無理っぽいな。わざと離して UV を弱く照射しゆっくりじっく
り硬化させてみる、とか試行錯誤しなければならんだろうな。

未硬化レジンが染みたキムワイプに照射してみたら、あっという間にパリパリに固まった。個人的には
印刷物の二次硬化用途よりもこっちの方が切実だった。使用済みワイパーを固まらせるために悠長に日
光浴なんてさせてられないし天候に左右されるし。いつまでもべとついて扱い難かったのが解消される。

いずれ一次洗浄にも適さないくらいレジンが溶け込んだ IPA に照射してみたいな。硬化して沈殿するな
ら、ろ過して再利用出来るかもしれないからね。

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posted by きゅーり at 17:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | 模型
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